行政院新聞局はディスカバリーチャンネルと協力して、ドキュメンタリー『台湾百年』シリーズを放送する。同番組は、「総統府の全貌」、「伝統と精神」、「革新と展望」の合計三回で、九つのエピソードを通じて、台湾の人たちが伝統の中、革新を遂げていく真実の姿を紹介する。総統府では27日に先行試写会を開き、中華民国建国百年と番組の放送を祝う。
「総統府の全貌」では総統府を紹介。1895年、日本は台湾の統治を始め、「総督府」の計画に取り掛かった。二段階のコンペティションを経て1910年に設計図が決定、1912年の着工から7年後の1919年に竣工した。92歳のこの建築物は、毎日の国旗掲揚や衛兵の交代の他、10月10日の国慶節祝賀式典をはじめ数多くの歴史的な出来事に立ち会ってきた。今回の番組では、台湾が次の時代の分水嶺へとまい進する今、馬英九総統や総統府の高官、総統府の運営に関わる人たちを取材、総統府の一日をそのままアジアの視聴者に紹介することで、親しみあふれる一面を感じてもらうという。
また、「伝統と精神」では4人の人物を通じて、台湾における独特の伝承とその精神を紹介。「革新と展望」では発明のエピソード五つを通じて、台湾の人たちの不断の革新と伝統への愛着を伝える。
『台湾百年』は台湾では10月2日夜9時から放送。ディスカバリーチャンネルの高画質チャンネル、ハイディフィニション・ワールドで同時放送する。また、10月15日夜6時からはアジアの34カ国で放送されるが、日本では、日本時間10月9日夜8時から三週連続放送。「スカパー！」、ケーブルテレビ、IPTV放送で視聴できる。
ディスカバリーチャンネル
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