2024/05/07

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経済

IT産業競争力ランキング、台湾は世界13位に

2011/09/28
台湾のIT産業はこれまで、IT製品メーカーを中心に発展してきた。政府は現在、南港ソフトウエアパークや高雄ソフトウエア・テクノロジー・パークの整備など、ソフト面の強化に力を入れている。写真は台北国際コンピュータ見本市。(中央社ニュースサイトより)

英エコノミスト誌の調査機関、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)の最新調査によると、台湾のIT(情報技術)競争力は世界で13位と、前回15位から2ランク上昇した。世界首位は米国、次いでフィンランドとシンガポールが続いた。日本は4ランク下げ16位と、台湾に抜かれた。

調査報告によると、アジアの経済体は著作権の保護を強化し、法的な改革を進めていることで、IT競争力の面で欧米の経済体に対抗する力を付けてきている。

同調査は、世界66の経済体を対象に、IT産業の革新に欠かせない基盤となる、ビジネス環境、ITインフラ、人的資本、研究開発(R&D)環境、法的環境、IT産業発展へ向けた公的支援などを示す指標に基づき評価が行なわれた。

上位20位までにはアジア太平洋地域の7つの経済体がランク入り、2009年の前回調査から1つ増加した。それぞれ3位シンガポール、8位オーストラリア、13位台湾、16位日本、18位ニュージーランド、19位韓国と香港となっている。

また今回、調査対象で最もランクが上がったのは、11ランク上げた31位のマレーシア、10ランク上げた34位のインドだった。シンガポールも6ランク上昇した。

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