2024/05/03

Taiwan Today

経済

アジア太平洋伝統芸術祭、宜蘭で開催

2011/09/28
公式サイトhttp://www.ncfta.gov.tw/events/asia_pacific2011/でプログラムやアクセス方法などを紹介している。(芸術祭公式サイトより)

第10回アジア太平洋伝統芸術祭が、10月1日から10日まで、宜蘭県のアジア太平洋伝統芸術祭で開催される。アジア太平洋各国の6カ国からの団体、および台湾の4団体が出演、アジア太平洋の多元的な伝統文化を表現する。

主催者の国立台湾伝統芸術本部準備室によると、アジア太平洋地域における国際的な文化交流の重要イベントとなっている同芸術祭は、初回の2000年から今年で第10回目。過去9回で23カ国、120以上の団体が上演や演奏を行い、国内の観客の芸術的な視野が広がったと指摘する。

今年のテーマは「微笑みのアジア太平洋、10年を祝おう」。日本の徳島から阿波人形浄瑠璃の中村園太夫座と城北座、マレーシアからサバ州民族舞踊団、パキスタンからカッワリー音楽の楽団のほか、タイやシリア、インドといった各国の団体による舞台が行なわれる。

台湾からは古謡の屏東平和部落歌団、伝統舞踊の馬蘭阿美山海原音文化芸術団、人形劇の台北木偶劇団、器楽演奏の美濃客家八音団の4団体が出演。観客には出演者たちの競演に触れ、多元的な民族の豊かさを感じて欲しいと主催者は表明している。

このほか、会場では台湾の伝統人形劇「布袋劇」の人形の顔の色付けや、竹の口琴作りなど、工芸師によるデモンストレーションや、手作り体験などが催される。

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