2024/05/06

Taiwan Today

経済

台湾先物取引所、国際取引所連合に正式加盟

2011/10/13
台湾先物取引所は株価指数先物取引や金の先物取引なども取り扱う。(中央社ニュースサイトより)

台湾期貨交易所(先物取引所、TAIFEX)は12日、国際取引所連合(WFE)の南ア・ヨハネスブルグ総会で、正式加盟申請が承認され、正式な加盟会員となった。同所は業界の現状や将来の方向性を把握するとともに、国際的な知名度を高め、さらに外資を呼び込みたいとしている。

台湾先物取引所は1998年に国際オプション市場協会(IOMA)に加盟、その後2002年にIOMAがWFEに吸収合併され、WFEの協力会員(Affiliates)となり、2003年から総会に出席している。

WFEの旧名称は国際証券取引所連合(FIBV)、近年では金融派生商品(デリバティブ)を扱う取引所も加盟、2001年から現在の名称となった。先物取引所によると、WFE正式加盟には組織や監督・管理の枠組み、取引や精算などの運営、監査、情報設備、投資家、市場サービスなどについて厳格な審査が行われる。

WFEには、シカゴ・オプション取引所(CBOE)やシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)、ドイツ証券取引所、ニューヨーク証券取引所を運営するNYSEユーロネクスト、ロンドン証券取引所など世界の主要な取引所がすべて加盟している。台湾先物取引所の加盟で正式加盟会員は55取引所、協力会員を含めると71取引所。

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