インテルは17日、1995年に台湾に設け、アジア太平洋地域の顧客を対象にした、デスクトップパソコン、ワークステーション、サーバー、エンベデッドシステムなどのプラットホームとネットワークのソリューション技術をサポートしていたアプリケーション設計センターと、2003年に設立したインテルイノベーションセンターを統合・拡大し、アジア太平洋先進技術サポート及び開発センター(APAC)に改めると発表した。
インテル台湾によると、インテルイノベーションセンターでは台湾の情報通信業界と協力し、ネットワーク通信製品と個人のモバイルデバイス、企業ネットワーク、ブロードバンドを用いたデータのセーブと取り出し、デジタル化された生活などの領域で技術サポートを行ってきており、後発ながらアプリケーション設計センターより人員は多くなっていた。
インテルはこのほど、ハイテク産業のグローバルな趨勢に対応するため開発資源を統合、今後より多くのリソースをウルトラブックと呼ばれる超薄型モバイルノートブックパソコンとクラウドコンピューティング、エンベデッドシステムの技術開発とサービスに投じる方針。
インテルは同時に、「台湾と手を取り合って一層の革新を」と銘打ったシリーズ活動の実施も発表。今月から来年上半期にかけて、研究フォーラム、ネットワークを利用した教員の研修モデル、台湾インテルの研究革新フォーラム、産業促進計画などの一連の活動で、台湾の産官学との交流を加速し、台湾が引き続き、世界の情報通信科学技術産業における革新の中心であり続けられるよう協力するという。