政府は18日、政府の英語ポータルサイトで、海外の人々に向けインターネットを通じたキャンペーン「Say Hi to Taiwan with your photo and win a trip」を開始した。外国人を対象に、台湾への熱い思いを表現した写真を同サイト上で募集し、人気投票など各種のイベントを行う。応募者は作品のオリジナリティを競い、上位3組に入選すると期間を指定した台湾旅行の助成金10万台湾元（約25万5,000日本円）が贈られる。
行政院新聞局は同日、キャンペーンを紹介する記者会見を開催。楊永明局長は「台湾は豊かな自然や、世界的に名高いグルメ、整ったショッピング施設、温かく親しみやすい人々などの魅力で、多くの外国の旅行者から愛されている」と指摘し、今回のキャンペーンでさらに外国の友人に台湾のよさを知ってもらいたいとの期待を語った。
サイトでのキャンペーンは3期間に分かれ、最初の10月18日～11月21日に行なわれる写真コンテスト「Say Hi to Taiwan」では、海外からオリジナリティに富んだ台湾への愛があふれる写真を募集、台湾の人々も外国人の友人とチームとなって参加することができる。11月21日～30日までが投票期間となっており、誰でもサイトでの投票に参加できる。最終期間の12月12日～19日には、上位3組が台湾旅行に招待される。
次の「Get to know Taiwan」は、各県・市が観光スポットやグルメ、土産物などを含むお薦めの1日観光コースを設定、11月21日～12月8日にサイトでの投票を行う。上位3位に選ばれたコースは、写真コンテストの上位3組よる台湾旅行での必須訪問コースとなる。
キャンペーンは最終期間の12月12日～19日に行なわれる、写真コンテストの上位3組による台湾旅行「Fall in love with Taiwan」でクライマックスを迎える。3組は旅行期間中、フェイスブックの同サイトファンページの管理者となって、毎日、写真や記事をアップロードする。政府は、インターネットを通じ、世界の人々に台湾の多様な姿をみてほしいと期待している。3組にはそれぞれ、コンテンツ賞と写真賞、人気賞と、各3万台湾元（約7万6,500日本円）の賞金が贈られる予定。