2024/05/08

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謝依旻女流本因坊が5連覇、初の名誉称号の資格獲得

2011/10/25
謝女流本因坊は、12歳から日本で囲碁を学び、14歳にプロとなった。(中央社)

第30期女流本因坊戦五番勝負の第4局が24日に行われ、台湾出身の謝依旻(しぇいいみん)女流本因坊が、挑戦者の向井千瑛四段に黒番中押し勝ちした。謝女流本因坊が対戦成績3勝1敗で5連覇を達成し、「名誉女流本因坊」の資格を得た。女性の名誉称号獲得は初めて。また、囲碁界のタイトル5連覇は18年ぶり。

謝女流本因坊はかつて、第29期女流本因坊戦5 番勝負(昨年10月)でも向井四段を下し、今年1月の就位式では「5回連続でタイトルをとりたい。できれば10回くらい連続でタイトルをとりたい」と発言し、今回の5連覇で自身の希望を一つ実現した。

今年22歳になる謝女流本因坊は、台湾の苗栗県出身。日本棋院所属の女流棋士で、2007年に史上最年少女流本因坊となり、2008年に女流名人のタイトルを奪取し2冠、2010年に女流棋聖のタイトルを獲得し3冠となっている。通算タイトル獲得数は12で、女流棋士最多記録。

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