2024/05/06

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経済

ニュルンベルク国際発明展、台湾がメダル83個獲得

2011/10/31
29日の授賞式ののち、発明展の出品者たちによる記念撮影が行われた。(中央社)

27日から30日までドイツで開催されていた第63回ニュルンベルク国際発明展(iENA)で、台湾は金メダル26、銀メダル45、銅メダル12と計83個のメダルを獲得、さらに特別賞も受賞し、総合成績は参加した30カ国で1位となった。総合1位は今回で3年連続。

同展は、スイス・ジュネーブ、米・ピッツバーグと並ぶ世界三大発明展の一つ。今年は世界30カ国から計750点の作品、台湾からは107点が出品された。金メダル26のうち、基隆の中学生(13歳)と、その従兄(14歳)の中学生2人が目の不自由な人のために、一定の水位に到達すると警告音が鳴るカップを出品、最年少としてメダルを獲得した。このほか、中学生による作品はさらに2点受賞した。

今年、個人により出品された作品は、さまざまな分野にわたるものだった。交通設備として、電動自動車の絶縁抵抗計、緊急車両の優先通行システムなど。グリーンテクノロジー関連では、太陽エネルギーによる家庭用給水タンクろ過システム、建物内のエネルギー変換の方法とその装置など。また、生活用品ではモップ清浄装置、靴中敷き型センサなど。

さらに、研究機関からは、レンズユニット偏芯測定装置、遠隔多重同時撮影システム、脊椎インプラントアセンブリとその製造方法などが出品された。

審査委員会によると、審査は実用性とイノベーションの両面から行われ、台湾の多くの作品はそれぞれ目を見張るユニークさで、受賞の多さは実力の表れだと表明した。

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