「バイオ技術テイクオフ・ダイヤモンド行動計画」スーパー育成センター(Supra Incubation Center、略称SIC)推進事務室が11月1日に発足する。同事務室では、バイオ技術の国際化に協力し、台湾が世界をリードできると見られる、5~10種の特定の疾病をターゲットにした新薬と、医療器材3~5種に目標を絞って開発を進めていくとしている。
同育成センターは2009年に行政院が決定した、「バイオ技術テイクオフ・ダイヤモンド行動計画」の重要な一部で、2013年1月の民間企業転換を目指す。同育成センターは研究開発過程において、異なる専門家と開発プラットホーム、核心的設備を結びつけ、開発案件の開発プロセスを「シームレス」にすることで、プラットホームとリソースがどこにあるのかを確実に把握できるようにする。将来的には、潜在力のある案件の探索、研究開発の価値をチェーンとしてつなげていく計画、業者への協力と最短期間での商品発売の三つの面からサポートしていく。
行政院の「バイオ技術テイクオフ・ダイヤモンド行動計画」では、四つの面からバイオテクノロジー産業を発展させていく。四つの面とは、事業化された研究開発エネルギーの強化、バイオ技術ベンチャーキャピタル(BVC)の設立、食品薬物管理局(TFDA)とSICの設立。今回、SIC推進事務室が発足したことですべてがそろったことになる。