上位10位は、ノルウェー、デンマーク、オーストラリア、ニュージーランド、スウェーデン、カナダ、フィンランド、スイス、オランダ、アメリカの順。アジアの主要国家・地域で繁栄指数が最も高いのは全体で16位のシンガポール。2位は、全体では19位の香港、中華民国はアジアで3位だった。アジア4位は全体で21位の日本。さらに全体で24位の韓国、43位のマレーシア、45位のタイ、52位の中国大陸へと続く。
世界繁栄指数は、国家経済の成長と個人の福祉に影響する89項目の指標から計算したもの。財産と生活の品質をいずれも考慮したものとなっている。指標は、経済、創業と機会、管理、教育、健康、国家の安全と個人の安全、個人の自由、社会資本の八つに大きく分類できる。
レガタム研究所は、社会の自由と繁栄を主張する独立団体。中華民国は昨年の評価では22位で今年は2位上昇。今年、経済の項目だけでは12位だった。