2024/05/03

Taiwan Today

経済

医療電子・器材国際フォーラム、9日から開催

2011/11/07
医療電子・器材国際フォーラムは経済部工業局の主催、工業技術研究院の金屬工業研究発展センターと医薬工業技術発展センターも協力している。(同フォーラム公式サイトより)

経済部工業局は9日と10日の2日間、台北国際会議センターで「2011年医療電子・器材国際フォーラム」を開催する。世界から医療器材の大手メーカーや、大手流通業者などを招き、最新の市場情況や世界のバリューチェーンの分業状況、経営戦略、画期的な製品応用モデルなど最新情報を交換する。

今年は米国、スイス、日本、インド、中国大陸などから代表的なメーカーや流通企業の関係者が講演を行う。日本からはテルモの心臓血管カンパニーCVグループ・グローバル担当プレジデントの梅村亙氏が参加するなど、医療器材の最先端を担う人材が一堂に会し、シンポジウムや情報交換を行う。

同フォーラムでは今回、メーカーの製品や技術を展示するエリアを初めて設け、国内の20社が最新製品を発表、提携商機の獲得を目指す。また世界的な専門家との50回以上に及ぶ商談の場を設け、ビジネスチャンスをめぐって交流を図り、台湾の関連企業に向け世界市場に進出するチャンスを創出する方針だ。

工業局は産業の高度化と投資誘致の促進のため、ハイエンド医療器材計画に取り組み、国内の医療器材関連企業に対し、これまでの家庭向け製品から、医療機関向け製品分野を視野に入れた事業展開を支援している。業界では市場や臨床現場のニーズに応じ、人工透析や体外検診、呼吸ケア、歯科医療、内視鏡などによる低侵襲手術システムなどハイエンドの医療器材分野への事業展開が始まっている。

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