第20回世界蘭会議（World Orchid Conference）はシンガポールで開催中（13～20日）。各国の蘭の花が参加した展示審査で、台南市の陳隆輝さんが育種し、呉明坤さんが3年半かけて栽培した、「台湾黄金天鵝蘭」が個別審査部門でグランドチャンピオンに選ばれた。
「台湾黄金天鵝蘭」は花が白鳥に似ている他、胡蝶蘭のように垂れ下がった花梗が特徴。一本の花梗に30から40の花が咲く。最高では同時に6本から8本の花梗が育ち、早朝の気温上昇と共に濃密な香りを放つ。
同展示審査では、他にも台湾から17株が1位、13株が2位、5株が3位に選ばれた。審査部門では金メダル3個、銀メダル7個、銅メダル8個を獲得、ディスプレイ部門でも金メダルを獲得した。