2024/05/20

Taiwan Today

経済

経済部「歳末受注強化運動」実施、輸出増狙う

2011/11/21
「歳末受注強化運動」の内容を紹介する特設ページ(http://hotbiz.taiwantrade.com.tw)。

経済部国際貿易局は15日から、輸出受注の拡大を目指し、「歳末受注強化運動」を開始した。経済部の各部局や中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)、各産業の同業者団体などが協力し、「各国バイヤーが毎週訪台」、「毎日が商機」、「チャンスは常に」、「訪問団で受注獲得」という4つのコンセプトを軸に、受注強化に集中的に取り組む。また、特設ページ(http://hotbiz.taiwantrade.com.tw/)を設け、海外調達団との商談会や海外で出展する見本市のスケジュールなどを紹介している。 「各国バイヤーが毎週訪台」では、これまでにロシア、トルコ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、タイなど新興市場からの調達団、9組のバイヤー112社の訪台が決まっており、3,000万米ドルの商機獲得を見込む。このほか3カ月内に16組の調達団が訪台する予定となっている。また両岸経済協力枠組み協議(ECFA)のアーリーハーベスト(早期の実施・解決項目)品目をターゲットとして、香港・マカオ・中国大陸からバイヤー225社を招待し、3億6,000万米ドルの商機獲得を目指す。 「毎日が商機」では、訪台が難しい海外バイヤーに、テレビ会議による商談会を提供する。トルコやルーマニア、韓国、マレーシア、中国大陸のバイヤー11社が既に商談を予定、今後3カ月でバイヤー50社以上と125回以上の商談会を開催、1,260万米ドルの商機獲得を見込む。 このほか、「チャンスは常に」として、政府の海外駐在窓口を通じて、世界各地のバイヤーからのニーズを取りまとめ、企業間商取引(B2B)のプラットフォーム「台湾製品貿易プラザhttp://www.taiwantrade.com.tw」の会員企業に通知すると同時に、同サイトの特設ページで、海外バイヤーに向け台湾製品をアピールする。 「訪問団で受注獲得」では、海外見本市への出展を通じ、現地バイヤーとの商談を積極的に展開、世界市場開拓に取り組む。

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