2024/05/20

Taiwan Today

経済

10月輸出受注額、前年比4.38%増の372.1億米ドル

2011/11/22
過去1年の輸出受注額の推移。棒グラフは金額(単位・億米ドル)の推移、折れ線は前年同月比増減(%)となっている。(経済部統計処サイトより)
経済部統計処が21日発表した10月の輸出受注金額は、372億1,000万米ドルと、前年同月比で4.38%(15億6,000万米ドル)増加した。前月比では0.67%(2億5,000万米ドル)増で、季節調整後は2.44%の増加となった。また、1~10月累計では3,631億7,000万米ドルで、前年同期比で8.60%(287億6,000万米ドル)伸びている。 商品別でみると、10月は情報・通信製品が前年同月比7.17%(6億6,000万米ドル)増と最も影響が大きかった。スマートフォンやタブレット型パソコン、ノートパソコンなどの新製品が相次いで発売され、販売も好調だったことが要因だと経済部統計処は説明している。次に精密機器が同4.51%(1億3,000万米ドル)増と成長したが、これは比較の基準となる昨年の値が低かったため。さらに、電子製品はコンシューマー向け電子製品の受注がやや増加したことで部品受注にもつながり、同1.03%(9,000万米ドル)と微増した。 受注先別では、中国大陸(香港含む)が最も多く、全体の24.9%を占める92億8,000万米ドルで、前年同月比8.52%増。2番目の米国は全体の23.9%の88億8,000万米ドルで、同14.12%増となった。次いで欧州が全体の18.8%となる70億1,000万米ドルだったが、同0.78%減と微減した。日本は5番目で全体の9.9%、36億7,000万米ドルで、同14.94%減と大きく減少した。

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