2024/05/04

Taiwan Today

経済

両岸「銀行監理協力平台第二回会議」が北京で開催

2011/11/23
行政院金融監督管理委員会の陳裕璋主任委員(左)は22日、北京で、中国大陸の銀行業監督管理機関の責任者、尚福林氏(右)と会談した。(行政院金融監督管理委員会銀行局サイトより)

台湾海峡両岸の「銀行監督管理協力プラットホーム(平台)第二回会議」に参加するため、行政院金融監督管理委員会の陳裕璋主任委員ら一行は22日正午に中国大陸の北京に到着。午後には「中国銀行業協会」において中国大陸側の銀行業監督管理機関の責任者である尚福林氏と会談した。中華民国(台湾)の閣僚として中国大陸を訪れ、交渉に当たるのは陳裕璋主任委員が初めてで、両岸交流において歴史的な意義を持つ。一回目の「銀行監督管理協力プラットホーム会議」は今年4月25日に台北で開催された。

双方は共に、「両岸銀行監督管理協力プラットホーム」が制度として働いたことで、年内に二度目の会議が実現できたことを評価、今後もこのメカニズムの下、両岸の銀行監督管理機関が連絡と意思疎通を続けることで、銀行監督管理の上での協力と両岸間の金融分野での交流を強化し、共同で両岸金融産業の発展を促していくことを確認した。

双方は、両岸銀行営業拠点設置申請案件、及び現地通貨取り扱い業務申請案件について、審査をスピードアップする原則を重ねて表明。また、サービス貿易のアーリーハーベスト(早期収穫)計画で、両岸間におけるサービス貿易の往来増進を加速するとの趣旨を堅持し、アーリーハーベストにおける承諾事項の解釈と説明も行うとしている。

「銀行監督管理協力プラットホーム第二回会議」は23日に開かれた。また、第三回会議は来年4月に台湾で開催されることに。

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