2024/05/07

Taiwan Today

経済

経済部、米国からの投資誘致で成果

2011/12/16

経済部投資業務処の凌家裕処長は、経済部技術処、財団法人工業技術研究院、行政院世界ビジネス誘致合同センターの代表らを率い、12月5日から9日までアメリカ・ロサンゼルスとサンフランシスコのシリコンバレーを訪れて、4日間で企業と研究団体9箇所を訪問。Trendnet社、UCLA-LA BioMed医学センター及び SyneuRx社、 RAE Systems社と投資意向書を交わすことに成功した。

Trendnet社は世界で4番目に大きいネットワーク機器のメーカーで、世界シェアは9%、400種類に上る製品を130カ国以上で販売している。同社は台湾に、アジア地区の物流センターを設置することを計画。

UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)は来年3月に台湾にSyneuRx社を設立し、LA BioMed(Los Angeles Biomedical Research Institute)医学センターが開発した中枢神経系統疾病治療薬物を導入、臨床試験審査(IND)を申請する。
LA BioMedはアメリカの非営利バイオ医薬研究団体で1952年に創設。約100名の研究員が、がんや遺伝性疾患、感染性疾患、環境が引き起こす疾病の治療を研究している。LA BioMedはまた、若い科学者の育成と共に、出産前の相談や幼児の世話などコミュニティーとしてのサービスも行っている。学術上、LA BioMedはカリフォルニア大学ロサンゼルス校に属し、ハーバーUCLAメディカルセンター内にある。

RAE Systems社は安全セキュリティーのリアルタイム検知システムのリーダー的メーカー。台湾での子会社設立で新製品の開発を予定している。

今回の訪問団は、ロサンゼルスとサンフランシスコのシリコンバレーで潜在力を持つグローバル企業を訪問した他、6日にはロサンゼルスで「台湾バイオ技術及び医療器材投資誘致座談会」を開催、現地のバイオ技術と医療器材に関する多くの業者が集まった。また、工業技術研究院におけるバイオ技術及び医療器材の専門家が台湾のこれら産業の現況、国家としてのバイオ技術発展計画、台湾とすでに提携関係にある企業の実際のケースなどについて紹介した。

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