2024/05/07

Taiwan Today

経済

1~11月の海外資本による対台投資、件数では日本が最多

2011/12/21
日本から台湾への投資は今年1~11月、件数で最多の400件。写真は日系大型衣料品店のオープニングに並ぶ人々。(中央社ニュースサイトより)

経済部投資審議委員会(投審会)が20日発表した最新統計によると、今年1~11月の外国資本(華僑を含む)による対台投資総額は前年同期比34.55%増の44億8,242万米ドルで、過去3年で初めてプラス成長となっている。また、投資件数は同11.45%増の2,053件に達し、国別では日本が400件と最多を占めた。

投資金額でみた場合、カリブ海英領地域(英領ヴァージン諸島・英領ケイマン諸島、9億8,570万米ドル)が最多、次いでシンガポール(8億300万米ドル)、米国(6億9,874万米ドル)、オランダ(4億8,233万米ドル)、日本(4億138万米ドル)の順に多かった。

中国大陸資本による対台投資は、前年同期比28.95%増の98件、金額は同54.45%減の4,279万米ドルだった。2009年6月30日の対台投資の開放から、累計で200件、1億7,462万米ドルの投資が行われた。

一方、1~11月の対外投資は、前年同期比21.49%増の277件、金額は同40.14%増の35億7,815万米ドルに達した。対中国大陸投資は同30.54%増の530件、金額は同22.10%増の124億1,345万米ドルとなった。これを地区別でみると、金額ベースでは、江蘇省が最多、次いで上海市、広東省、四川省、福建省の順に多かった。件数ベースでは江蘇省、広東省、上海市、福建省、四川省の順に多かった。

また、1~11月の海外の台湾系企業による対台Uターン投資は59件、金額は466億台湾元(約1,199億日本円)と、年間目標の450億台湾元(約1,158億日本円)を突破した。

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