2024/05/04

Taiwan Today

経済

中華電信、アジア主要各社と光海底ケーブル共同建設へ

2011/12/21
中華電信はアジア太平洋地域での海底ケーブル建設に積極的な姿勢をとっている。(中央社ニュースサイトより)

中華電信(Chunghwa Telecom)は20日、アジア・パシフィック・ゲートウェイ(APG)の建設メンテナンス協定(C&MA)及び供給契約を締結した。APGは光海底ケーブルで、中華電信、韓国のKT、日本のNTTコミュニケーションズ、及び中国大陸、ベトナム、シンガポール、タイなどの国際的に著名な通信会社が共同で建設を推進する。

アジア・パシフィック・ゲートウェイは、中華民国(台湾)、韓国、日本、中国大陸、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールの9カ国・地域を結ぶ。総工費は150億台湾元(約386億日本円)以上で、最新の技術を使い、最大通信容量は毎秒54.8テラバイト。2014年第2四半期の完成を目指す。運用開始後、アジア太平洋地域において連結する国・地域の最も多い、バンド幅最大の新たな海底ケーブルとなる。

中華電信では、今年4月に東南アジア-日本海底ケーブル(SJC:South Asia-Japan Cable)へ投資したのに続いて、APGへ巨額の投資を行うのは、余裕があり信頼性の高い複数の国際海底ケーブルネットワークによって、無線ブロードバンド、高画質デジタルコンテンツ、クラウドコンピューティングなど新たなサービスのニーズを満たすためとしている。

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