2024/05/07

Taiwan Today

経済

民間投資額、1~11月は前年比13%成長

2011/12/21
経済部輸出加工区管理処中港分処。(経済部サイトより)

経済部は20日午後、12月の投資促進・投資誘致拡大会議を開催し、1~11月の重大投資案件の推進状況、外資(華僑含む)の直接投資概況分析、および屏東輸出加工区における太陽エネルギー産業クラスター発展現況についての報告が行われた。

今年の新規民間投資について、1~11月は1,775件、前年同期比13%増の1兆433億台湾元(約2兆6,840億日本円)の投資が行われた。既に年間目標額1兆1,000億台湾元(約2兆8,299億日本円)の94.85%に達し、通年では目標を達成できる見込みだ。

地区別では彰化・台中・南投が最も多く38%、次いで雲林・嘉義・台南の19%だった。内訳は機械設備が約65%、次いで土地(取得)が12.55%、工場棟が6.89%。

産業クラスターの形成を推進している輸出加工区については、屏東輸出加工区が2007年の竣工・投資誘致の開始からこれまで、グリーン関連産業の工業団地づくりを目指し、一定の成果を上げている。特に太陽エネルギー産業では7社が入居、川上のポリシリコン原料や、CIGS(銅・インジウム・ガリウム・セレン)太陽電池、システムモジュールの統合と応用などを手掛けている。同輸出加工区の太陽エネルギー関連メーカーの投資金額は計397億800万台湾元(約1,021億5,000万日本円)に達し、1,256件の創業機会を創出、2014年の生産額は320億台湾元(約823億2,300万日本円)に上る見通しだ。

また、台中港の輸出加工区中港園区では、今年の新規投資・追加投資金額が合わせて174億4,880万台湾元(約448億8,500万日本円)と過去最高を記録、目標額112億台湾元(約288億1,100万日本円)の155.79%に達した。うち新規投資は8件で134億7,708万台湾元(約346億6,800万日本円)、追加投資は21件で39億7,172万台湾元(約102億1,800万日本円)だった。

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