台湾海峡両岸三地(台湾、中国大陸、香港)が初めて、文学作家を主役にデジタル出版を考える、「作品の誕生とデジタル読書-両岸三地の中国語創作とデジタル出版フォーラム」が28日から三日間、台北市内で開催されている。
行政院の楊永明報道官は28日の開幕式に出席、デジタル・コンバージェンス(融合)は中華民国政府が積極的に推進する重要な政策だとし、情報通信産業と映像、アニメ、漫画、出版、エンターテインメント産業が緊密に結合することで、人々に質感豊かな生活をもたらすことができると期待した。
楊報道官は、デジタル化とモバイル化が将来の読書の主な趨勢だとした上で、デジタル・コンバージェンスの潮流においては優れたコンテンツこそが王道で、創意を生み出すキーとなる要素だと強調。デジタル出版産業の発展は、技術面での向上はもとより、「作品」が最も重要だと述べた。