世界経済フォーラム（WEF）は2010年から2011年にかけての世界の情報通信科学技術に関する最新レポートを発表、ブロードバンドネットワークの整備度で中華民国（台湾）は、調査対象の138カ国・地域のうち、日本、韓国、中国大陸、香港を上回る世界6位と評価された。2009年から2010年にかけてのレポートでの順位から5位上昇。アジアにおいてはシンガポールに劣るのみで2位。WEFがこのランキングを発表するようになって11年で、最高の評価となった。
細目の指標で台湾は、ネットワーク、電話競争力指数、電話線数、無線ネットワークカバー率、企業による使用、国民に対する特許許可数でいずれも世界1位。新たなサービスや製品に対する、情報通信科学技術の力は世界2位。産業クラスターの発展の度合いで世界3位、固定電話ネットワークのブロードバンド使用費では世界で7番目に低く、香港、シンガポール、日本、韓国よりも安価だった。
ブロードバンドの整備度で台湾は、2006-2007年が13位。2007-2008年が17位。2008-2009年が13位。2009-2010年が11位。そして、2010-2011年は6位に躍進した。