2024/04/29

Taiwan Today

経済

COMPUTEX台北と米CESの提携で覚書交わす

2012/01/13
中華民国対外貿易発展協会の葉明水副秘書長(左)とCESの代表(右)は提携覚書にサイン。COMPUTEX 台北と米CESが提携を強めることで合意した。(中央社)

中華民国(台湾)対外貿易発展協会(TAITRA)と、世界最大級の家電見本市、米「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」の主催者、コンシューマー・エレクトロニクス協会(CEA)は米西部時間の11日午後2時に米ラスベガスで開いた記者会見で、台湾が毎年開催する国際的なコンピュータ見本市、COMPUTEX TAIPEIと米CESが、今後、互いの宣伝と主催者同士の経験の共有などで提携していくことを定めた覚書を交わした。COMPUTEX TAIPEIはすでに、欧州における情報通信産業の二大見本市、CeBITとIFAとも覚書を交わしており、今回は国際的な大型見本市との提携関係を築く三番目の覚書となった。

今年のCESは1月10日から13日まで、米ラスベガスで開催されている。台湾からは300社近い企業が出展。そのうち23社は、「台湾イメージ館」の方式で拡大展示。台湾経済貿易サイト(TAIWAN TRADE)の会員25社も各主力製品を展示した。また、今回は初めて、COMPUTEX TAIPEI d&i award(イノベイティブ・デザイン賞)受賞作品をCESで紹介している。

CEAの統計によると、今回は2700社以上の企業が、音響設備、自動車用電子製品、コンピュータのハードとソフト、通信機器と関連のアクセサリー、電子部品、電子医療器材など15カテゴリーで2万点超の新製品を展示。入場者は15万人を上回り、過去最高になると見込んでいる。

財政部の統計によると、台湾の2011年における対米輸出総額は363億7000万米ドルで、前年比で15.6%増加した。台湾の、世界の主要国・地域向けの輸出総額の11.8%を占めている。また、昨年の情報通信製品の輸出総額は198億800万米ドルで、前年比で40.5%成長。そのうち米国向けは91億6000万米ドルで、前年比で46.6%の大幅増となった。

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