2024/05/04

Taiwan Today

経済

国際音楽見本市「MIDEM」、台湾の3組が参加

2012/01/20
楊新聞局長(中央)と台湾を代表してMIDEMに参加する五月天(右から5人目まで)、厳爵(左から5人目)、MATZKA(左から4人目まで)。(行政院新聞局サイトより)

行政院新聞局は19日午後、フランス・カンヌで28日から31日まで開催される、国際音楽著作権見本市「MIDEM(ミデム)」に台湾を代表して参加するミュージシャンらを招き、事前記者会見を行った。見本市に参加する人気バンドの五月天(メイデイ)、シンガー・ソングライターの厳爵(Yen-J)、先住民バンドのMATZKAには、新聞局の楊永明局長から台湾で開発された高音質のマイクが贈られた。楊局長は、「フランスでのステージの成功を祈るとともに、この見本市をきっかけに台湾のさまざまなポップスを紹介し、世界のメディアに向け台湾のユニークな音楽の魅力を発信、文化の面でのソフトパワーをさらに発揮して欲しい」と述べ、世界に台湾の豊かな音楽文化を強く印象づけたいとの期待を示した。

楊局長はまた、MIDEMは1967年の初回から、レコード界のオリンピックと見なされていると指摘。ただ、参加の目的はコンテストで競うのではなく、世界の音楽界との交流を通じ、台湾の音楽が持つソフトパワーとその背後にある文化を発揮することだと述べた。

メイデイのボーカル・阿信は、世界に向け台湾で最高の音楽を発信、3組のステージは必ず台湾に光を当てるものとなると自信を示した。また、厳爵は中華の伝統楽器を使って、往年の名曲「夜来香(イェライシャン)」とジャズナンバーを演奏すると説明。MATZKAは先住民のユニークな文化と秘密兵器を携えて、台湾を代表し世界のミュージシャンと交流したいとの期待を述べた。

3組は29日にカンヌのパレ・デ・フェスティバルで、2月1日にパリのル・ディヴァン・デュ・モンドで演奏する。動画サイト「Youtube」でもリアルタイムでライブ演奏や舞台裏を紹介し、関連情報は台湾ポップスを紹介する新聞局のサイト「iTaiwanMusic(中国語・英語)」にも掲載される。

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