2024/04/29

Taiwan Today

経済

台北国際書展、初日に延べ6万人超が入場

2012/02/02
台北インターナショナル・ブック・エキシビジョンが1日に開幕。馬英九総統(中央)、行政院新聞局の楊永明局長(中央右)らが開幕を宣言した。(中央社)

行政院新聞局が主催し、台北インターナショナル・ブック・エキシビジョン基金会が実行する、「2012年インターナショナル・ブック・エキシビジョン(台北国際書展)」が1日午前、世界貿易センター展覧館で開幕した。同基金会によると、初日の1日午後6時までで、第1、第2、第3展覧館を合わせて、昨年の初日を1000人上回る、延べ6万6000人が詰めかけたという。

台北インターナショナル・ブック・エキシビジョンは6日間。台北の世界貿易センター、第1展覧館、第2展覧館、第3展覧館を会場とし、開催期間中に700あまりの芸術文化活動が催される。世界60カ国から、700社の出版社が出展。今年の同エキシビジョンは、これまで一つの国を展示のテーマ(テーマ国)としていたのを改め、「グリーンな読書」を重点としている。また、初めて中国語の出版物と映像をマッチングするプラットホームを設け、書籍の見本市を媒介者として、出版業と映画、テレビ業界との交流と合作に協力する。

行政院新聞局の楊永明局長は、同エキシビジョンは多元的な書籍とテーマをカバーする他、第2展覧館での「動漫館」(アニメと漫画の展示館)も人気の焦点だと強調。楊局長はまた、同エキシビジョンは常に、「アジアの出版社との出会い」を目標にしているとして、台湾の自由で多元的な出版業界の優位性をもって、台北インターナショナル・ブック・エキシビジョンを、欧米の出版社がアジア市場に進出する際の架け橋にできるよう期待した。

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