2024/05/06

Taiwan Today

経済

台湾映画、ベルリン国際映画祭へ気勢

2012/02/03
行政院新聞局は2日、ベルリン国際映画祭に参加する映画作品の関係者らを激励した。中央右は楊永明局長。台湾映画は2011年にヒット作が相次ぎ、世界での注目度も上昇している。(中央社)

ベルリン国際映画祭は9日から19日までドイツ・ベルリンで開かれる。2011年に異彩を放った台湾映画は、コンペティション部門へのノミネート作品こそ無いものの、短編のオムニバス映画『10+10』、『愛LOVE』、『飲食男女:好遠又好近』、『美食人、情、味』の4作品が「パノラマ」、「グルメ映画」のコーナーで上映される。また、台湾の映画会社15社が商談のため同映画祭に参加する。

参加に際しては、「2012年台湾映画パンフレット」を製作、一般映画60作品、映画企画案24件、短編映画8作品、ドキュメンタリー映画11作品、アニメーション6作品、ならびに参加する台湾の映画会社について詳しく紹介し、外国の関係者が一目で台湾映画に関する情報をまとめて得られるようにしている。

行政院新聞局は台北市内のホテルで2日、同映画祭に参加する関係者や業者を激励する記者会見を開催した。新聞局の楊永明局長は挨拶の中で、今年、「台湾電影館」(台湾映画のブース)はベルリン映画祭において、人気があるため極めて取りにくい、メイン会場での場所を初めて確保したと喜んだ。新聞局では、主催者側が台湾映画を重視していることの現れであり、今回紹介される4作品はいずれも台湾の特色を多く持つものだとしている。

楊局長は、映画祭は映画を展示する場であるばかりでなく、配給権を取引する重要な戦場だと強調、今年参加する映画会社15社と60本の映画がいずれも、世界の注目を集めるよう期待した。

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