2024/05/02

Taiwan Today

経済

海外の名門大学の多くが台湾の「英検」を承認

2012/02/10
海外への留学ではTOEFLやIELTSでの成績が不可欠だったが、最近では台湾の「全民英検(GEPT)」も認められつつあり、留学希望者の利便性が高まっている。(中央社ニュースサイトより)

海外留学する場合、国際的な英語検定のTOEFLやIELTSを受験することが必要だが、台湾の「語言訓練測験中心(LTTC)」ではこのほど、自ら実施する「全民英検(GEPT)」を承認する学校が徐々に増えており、TOEFLやIELTSを受けなくてもよい場合があると明らかにした。

すでに日本の早稲田大学への入学申請時や、米カリフォルニア大学バークレー校、米オレゴン大学、英オックスフォード大学ハートフォード・カレッジなどへの交換留学生の英語能力を証明するものとして、これらの大学は「全民英検」を認めているという。

また、LTTCでは9日、金融市場グローバル化の潮流に合わせ、「専門的な英語」検定の領域を発展させるとし、今年下半期には、国際金融、国際貿易、外国為替、投資保険、セールスと企業管理の人員向けに、「金融英検」を初めて実施すると発表した。「金融英検」では1級と2級を設ける。将来的には、「医療看護英検」や「法律英検」も計画。

昨年の「全民英検」は前年比で10%増の延べ50万人が受験。受験者の大部分は学生で、初級と中級テストの受験者の70%が学生、中高級テストは半数が学生だったという。まもなく始まる、今年の大学推薦入試では49大学、258学部が「全民英検」の成績を申請条件としている。

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