2024/05/03

Taiwan Today

経済

コンテナ取扱量が昨年は過去4年で最高に

2012/02/20
台湾の商業港のコンテナ取扱量が昨年は過去4年で最高に。(中央社ニュースサイトより)

交通部の最新統計によると、2011年の中華民国(台湾)の国際商業港におけるコンテナ取扱量は1342万TEUで、過去4年で最高に。前年比では5.4%増で、成長率はシンガポールの5.3%、香港の3.0%を上回った。高雄港州際コンテナセンターが2011年元日に供用開始となり、高雄港のコンテナ取り扱い能力が増加、年間の取扱量は前年比で5.0%増の964万TEU、過去3年で最高となった。

台中港は138万TEUで前年比2.0%増。台北港は65万TEUで前年比50.3%増でいずれも過去最高に。一方、基隆港は前年比0.8%減の175万TEUにとどまった。

昨年、国際商業港における台湾海峡両岸間直航のコンテナ取扱量は196万TEUで前年比2.5%増、取扱量全体の14.6%だった。港湾別で同コンテナの占める割合を見た場合、台中港での26.8%が最も高く、基隆港の23.0%がそれに続く。

輸出入コンテナの取扱量では、輸入コンテナが前年比4.8%増の417万TEU、輸出コンテナは前年比4.2%増の420万TEUでいずれも過去最高。中継貿易での貨物は505万TEUで、前年比で6.8%増えた。基隆港と台中港におけるコンテナは主に輸出入のもの。これに対して高雄港は地理的位置、ならびに航路が集中する優位性により、中継貿易での貨物が約5割を占めている。

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