2024/05/08

Taiwan Today

経済

1月の小売業売上高が過去2番目に、百貨店が好調

2012/02/24
セールの客でにぎわう百貨店。(中央社ニュースサイトより)

経済部の最新統計によると、1月の小売業売上高は前年同月比2.30%減の3,360億台湾元(約9,118億日本円)で、1999年の同統計開始以来、単月過去2番目の高水準となった。中でも、春節(旧正月)や新店舗のオープンで前年同月比15.76%成長となった百貨店がけん引し、総合商品小売業が同11.17%増の983億台湾元(約2,668億日本円)と大きく成長。飲食業も同8.39%増の348億台湾元(約945億日本円)と、単月過去最高を記録した。

総合商品小売業では、百貨店のほか、スーパーマーケットが前年同月比7.70%増、コンビニエンスストアが22.69%増と軒並み成長した。小売業のうちマイナス成長となった業種では、自動車・バイクおよびその部品・周辺用品小売業が24.52%減と最も著しく、次いで燃料小売業が7.26%減、建材小売業が5.47%減となった。

また、飲食業では、レストランが同9.05%増と成長幅が最大で、次いで飲料店の6.69%増が続いた。

一方、卸売業は同9.83%減の7,562億台湾元(約2兆538億日本円)となり、各業種も軒並み減少した。うち、自動車・バイクおよびその部品・周辺用品卸売業が21.57%減と減少幅が最大で、次に化学原料とその製品卸売業が19.78%減、建材卸売業が17.56%減となった。

なお、卸売・小売・飲食を合わせた売上高は、前月比5.47%減の1兆1,270億台湾元(約3兆618億日本円)だった。毎年旧正月の時期がずれることなどを考慮した季節調整後は2.05%減。前年同月比では7.21%だった。

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