Taiwan Today

中華民国対外貿易発展協会（外貿協会、TAITRA）は28日、展示会産業の業界団体として世界最大で、「展示会産業の国連」とも言われる「国際見本市連盟（The Global Association of the Exhibition Industry、UFI）」のマーケティング委員会（Marketing Committee）において、アジア2番目の委員となったことを発表した。 TAITRAの葉明水副秘書長は、タイ・バンコクで27日に開催されたUFIマーケティング委員会の会議に出席し、TAITRAを委員とすることが全会一致で決定された。 UFIは1925年設立、会員数は580以上に上り、中でもマーケティング委員会のメンバーの多くは、同産業において世界上位10位に入る組織。TAITRAは、1981年ごろにUFIに一般会員として加盟、今回のマーケティング委員会入りは、歴史的な意義があり、世界の同産業における指標的な意義も持つと説明した。 UFIはまた、23～24日の2日間、中国大陸の深圳会展センターで第7回「UFI 公開セミナー in アジア」を開催。業界関係者に向け、業界の最新のトレンドやイノベーションを紹介し、25カ国・地域から関係者236人が参加する盛況となった。同セミナーでは、「アジア・太平洋地域では、展示会産業の出展面積が2006年から2010年にかけ急激な右肩上がりをみせ、世界でも最も成長の速い地域となっている」と指摘された。