中央銀行の5日発表によると、2月末時点の外貨準備高は3,944億2,600万米ドルで、前月末から41億2,000万米ドル増加した。増加分は主に、ユーロなど主要通貨の対米ドルレートが値上がりしたため、米ドル換算が増加となったことと、運用益によるものと中央銀行は説明した。
2月末の外資資金による国内の有価証券保有額（同日の相場で換算）と、台湾元建ての預金残高を合わせると2,217億米ドルで、外貨準備高の56％に達した。
なお、行政院金融監督管理委員会によると、2月末日までの海外の外国の機関投資家と中国大陸資本、および海外の華僑と外国人の個人による純流入額は累計1,599億2,300万米ドルで、前月末から9億3,700万米ドル増加した。