2024/05/08

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経済

台北国際照明見本市、16日まで開催

2012/03/14
工業技術研究院が台北国際照明見本市に出展している「A19バルブ電球パッケージ(封止)技術」。10ワットのLED電球に放熱効果の高いプラスチックを利用している。(工業技術研究院提供、中央社)

「第3回台北国際照明見本市 (TiTLS)」が13日から台北世界貿易センター展示ホール1で開催されている。16日まで行われる同見本市は、晶元光電(エピスター)や台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)、台湾新照明など前回より20%多い321社が出展、規模は782小間と同24%拡大した。

会場内には、台湾メーカーが技術を結集して研究・開発を手掛けた製品の展示プラットフォーム、「イノベーション製品展示エリア」も設置。

13日には「世界の固態照明(SSL)市場の発展の流れ」をテーマに、「国際照明フォーラム」が開催された。インド電気照明具部品製造業者協会(ELCOMA)や日本電球工業会(JELMA)、欧州照明企業連盟(ELC)、オーストラリア照明協議会(LCA)、米国電機製造業者協会(NEMA)といったグローバル・ライティング・アソシエーション(GLA)のメンバーや、オスラム、フィリップスなど有名メーカーが専門家として講師を務めた。

14日には、台湾での調達に興味を示す世界各地の大手バイヤーのため、約160回の1対1商談会を開催、台湾での発光ダイオード(LED)関連の照明製品や部品、周辺商品の調達に向け、バイヤー25社が参加する。

また、見本市と同時に、GLAの年次総会と台湾照明委員会(CIE台湾)の年次総会を開催。12日のGLA総会は台湾で初の開催となった。

GLAは世界各地の照明業界団体の代表をメンバーとし、世界の電球・照明器具メーカー5,000社を代表する組織。今回の総会では世界の照明業界の新たなトレンドを検討した。CIE台湾総会では、国内外から専門家を招き、「照明産業の基準」をテーマに講演が行われる。

このほか、工業技術研究院と主催者の中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)が14日、共同で台湾海峡両岸照明産業フォーラムを開催し、台湾と中国大陸の有名メーカーが「両岸LED照明産業の発展」をテーマに話し合う。さらに、15日にはLED産業シンポジウムも開催される。

会期中は9時開場、18時まで(最終日は15時まで)となっており、国内外の関連メーカー関係者は名刺2枚を提出すれば無料で入場できる。一般向けの小売は行わない。また、12歳未満および身長150センチメートルの子どもは入場できない。

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