2024/04/29

Taiwan Today

経済

台湾のインターネット広告市場、昨年は19.46%成長

2012/03/20
台湾におけるインターネット広告の市場規模は急速に拡大している。(IAMA提供)

台北市インターネット広告及びメディア経営協会(IAMA)が19日に発表したところによると、台湾のインターネット広告市場の規模は昨年(2011年)、同協会が予測した99億6600万台湾元(約281億5000万日本円)を2億4900万台湾元(約7億日本円)上回り、102億1500万台湾元(約288億5300万日本円)となった。前年比で19.46%成長。

ディスプレイ広告はそのうち63億500万台湾元(約178億1000万日本円)で前年比で19.66%増加、インターネット広告全体の61.70%を占めた。

また、有料のキーワード広告は前年比で15.44%増え、30億7400万台湾元(約86億7100万日本円)に。引き続き安定した成長を見せた。インターネット広告全体に占める割合は30.10%。ソーシャルメディアはそれぞれの年齢層のアクセス率でいずれもトップ。口コミ(バズ)の影響力の強さは、多くのメディアに対して題材を提供するまでになっている。ソーシャルメディアと口コミにおける広告規模は前年比で35.06%増で、成長率が最も高い。金額は8億3600万台湾元(約23億6000万日本円)、インターネット広告に占める割合も8.18%となっている。

IAMAには現在、65の団体会員と10名の個人会員が加盟。団体会員は台湾の主要ポータルサイト、コンテンツサイト、ソーシャルサイト、インターネットマーケティング、総合広告代理店もしくはメディア購入会社のネットマーケティング部門及びモバイルマーケティング、製作会社などが含まれる。この統計は、IAMAがすべての会員の広告収入を調査してまとめたもので、一部は市場の関連情報から推計したものだと言う。

ランキング

新着