2024/05/08

Taiwan Today

経済

「新興およびEU市場調達パートナー大会」が29日に

2012/03/29

昨年、台湾の新興市場向け輸出は22.1%成長、世界全体に対する輸出の成長率12.3%を大きく上回った。台湾の企業がより多くの輸出機会を得られるよう協力するため、中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)は29日、台北の世界貿易センター第1展覧館で、「2012年新興及びEU市場調達パートナー大会(Sourcing Taiwan 2012)」を開催。59の国・地域から566人のバイヤーを招き、2000社を超える台湾のサプライヤーとの1対1の商談を手配、40億米ドル以上の商談がまとまるよう期待している。

買い付け意欲はあるものの、時間の関係で訪台できないバイヤーについて、同大会では初めて「合同テレビ会議買い付け商談会」及び「大型バイヤー調達ネットワークサービス(ePS)」を実施、21の国・地域の53人のバイヤーと、会場の台湾企業141社が212回にわたる、映像での商談会を行う。

映像での商談会参加を申し込んでいるのはポーランド、ウクライナ、ナイジェリア、ブルガリア、コロンビアなど新興市場のバイヤー25社。また、カナダ、中国大陸などで年間売り上げ1億米ドル以上の大型企業9社も参加。主な買い付け品目は、食品、自動車部品とアクセサリー、機械、プラスチック原料、コンシューマーエレクトロニクス製品、電子部品やモジュール、コンピューターのハードとソフトなどの台湾製品。映像での商談会による買い付け金額は1億2600万米ドルが見込まれている。商談会の他、会場には「台湾優秀製品イメージ体験エリア」も設置、海外からのバイヤーたちに優れた製品を自ら体験してもらう。

対外貿易発展協会によると、昨年は48カ国から470社のバイヤーが買い付けに訪台、40億2000万米ドルの商談がまとまったという。

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