2024/05/06

Taiwan Today

経済

AAPPACの年次総会、今年は台湾で

2012/03/30
中正記念堂の自由広場にあるナショナルシアター(奥)とコンサートホール。(国立中正文化センターサイトより)

アジア太平洋パフォーミングアーツセンター連盟(AAPPAC)の今年の年次総会は中華民国(台湾)で行われる。国家音楽庁(コンサートホール)と国家戯院(ナショナルシアター)の芸術総監督を務める黄碧端女史は年初に、各会員の推薦により、AAPPAC執行委員5人のうちの1人となり、さらには執行委員によって同連盟副主席に推挙された。コンサートホールとナショナルシアターは今年で創設25周年。AAPPACの年次総会開催時期はちょうど、創設記念日(10月31日)と重なるという。

黄碧端女史によると、今年の年次総会開催権は2年前の総会で獲得したもので、今年の総会のテーマは「アジア太平洋地域の連結」。総会は10月にコンサートホールとナショナルシアターで行われ、200人を超える各国の公演施設関係者やマネージメント会社の代表が参加、施設経営の経験を共有すると共に、作品の共同制作や巡回公演の可能性を探る。

AAPPACはオーストラリア・メルボルンのビクトリア・アート・センターが発起したもので、アジア太平洋地域におけるパフォーミングアートの公演施設の交流が目的。現在は合計65会員。台湾のコンサートホール、ナショナルシアター、「新舞台(ノベルホール)」などを含む、施設を主とした36の正式会員に、ピークビジネスサークル会員が2、ビジネスサークル会員が27となっている。高雄市鳳山の大東芸術センターと衛武営芸術文化センター、宜蘭県の伝統芸術センターも今年会員に加わった。

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