2024/05/04

Taiwan Today

経済

自動車関連の4見本市が同時開催

2012/04/12
11日から始まった台北国際自動車部品及びアクセサリー見本市と台北国際カーエレクトロニクス見本市は、1,000社以上が出展する大規模な見本市。(中央社)

第28回台北国際自動車部品及びアクセサリー見本市(AMPA)および第7回台北国際カーエレクトロニクス見本市(AutoTronics Taipei)が11日、台北世界貿易センター(TWTC)南港国際展示場および展示ホール1(エリアA)で始まった。14日まで開催の両見本市は、1,051社(前年比2.3%増)が2,840小間(同5%増)で出展、海外からのバイヤー6,000人の入場が見込まれる。

展示は10エリアに大きく区画され、うち4エリアは今回新たに設けられたもの。例年通り設置されているのは自動車部品、アクセサリー、メンテナンス、車載電子製品、自動車用電子部品、海外メーカーの6エリアで、新たに加わったのは自動車改造(カスタマイズ)用アクセサリー、エンジン、シャシーシステム、ボディーの4つ。また、カーエレクトロニクス見本市では、103社が222小間で出展、スマート安全走行支援システムに焦点を当てた展示を行う。

同見本市に合わせ、世界政府調達大会と、第7回台北国際自動車部品・カーエレクトロニクスフォーラムが11日に開催された。今年は高出力、高効率、高い省エネ効果を特徴とする画期的なスマート技術の応用の動向について踏み込んだ討議を行った。

会期中の展示時間は午前9時から午後6時まで(最終日14日は午後3時まで)、業界関係者は名刺の提出で無料で入場できる。詳しい開催要項は、公式サイトhttp://www.taipeiampa.com.tw/(英語・中国語)で紹介している。フェイスブックの公式ファンページはhttp://www.facebook.com/TaipeiAMPA

税関の輸出入統計によると、昨年の自動車部品の輸出総額は前年比7.8%増の1,847億台湾元(約5,065億日本円)で、主な輸出先は米国35.74%、欧州連合(EU)24.7%、日本6.86%、中国大陸5.25%となっている。

なお、12日から15日までTWTC展示ホール1(エリアB・C・D)で第7回台湾国際オートバイ産業見本市(MOTORCYCLE TAIWAN)および第2回台湾国際電動車両見本市(EV TAIWAN)も開催している。両見本市は午前9時開場、12~13日は午後6時まで、14日は午後5時まで、15日は午後3時まで。オートバイ見本市はアジアで唯一の垂直統合型の専門見本市。南港国際展示場と展示ホール1を結ぶシャトルバスを運行し、4つの見本市を一度に巡ることができるようになっている。

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