2024/05/02

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経済

台日友好“絆の桜”植樹活動で日本の森元首相が訪台

2012/04/13
日本の森元首相が日本国会開催中にもかかわらず12日に訪台。台北での記者会見では台湾からの支援に感謝した。(中央社)

「日台友好“絆の桜”植樹」と「“絆の桜”記念碑除幕式」に参加するため、日本の森喜朗元首相が12日より14日まで中華民国(台湾)を訪問。14日午前には、「八田与一記念パーク」で行われる関連の活動に出席する。森氏は昨年5月8日に行われた同パークの開幕式にも参加している。

日本で昨年起きた東日本大震災の被災地復興支援のため、台湾の人たちは積極的に寄付、巨額の義援金を提供した。これに対する感謝の意を伝えようと、日本の民間団体、日台スポーツ・文化推進協会は「“絆の桜”植樹プロジェクト」を計画。14日には交通部観光局の謝謂君局長、台南市の頼清徳市長、嘉南農田水利会の楊明風会長と森喜朗氏が、台湾と日本の桜を接木した苗、200本を植える。日台スポーツ・文化推進協会の松本彧彦理事長率いる日本人170人あまりもこれに参加する。

森氏は長期にわたって台湾と日本の国会交流を熱心に推進、日本を訪れた台湾の政府要人をしばしば歓迎しており、政府は森氏の台日関係に対する貢献を称えるため、2006年には「特種大綬景星勲章」を授与している。

森氏は今年1月にも訪台、「中華民国ラグビー協会」の故・林嘉生副理事長の追悼音楽会に出席。台湾の対日本窓口機関、亜東関係協会の廖了以会長が3月下旬に訪日した際には、日本の超党派議員連盟、日華議員懇談会による歓迎パーティーに参加して廖会長の会長就任を祝った。

森喜朗氏が日本の国会開催期間中で多忙であるにもかかわらず、植樹のために台湾を訪れた熱意に対し、外交部は大いに歓迎するとしている。

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