教育部による第2回台日青年学生交流フォーラムが28日から30日まで、台北市内の救国団剣潭海外青年活動センターで行われた。フォーラムでは様々な研究報告が発表された他、新北市金瓜石の黄金博物館や九份への参観活動も行われた。
国立中興大学、国立台北教育大学、国立台湾科技大学、国立成功大学など21大学の台湾の大学生41人と、国立台湾大学、国立台湾師範大学、南台科技大学で学ぶ日本人学生12人の合計53人が45件の研究報告を発表した。
研究報告のテーマは幅広く、「青年ボランティアと災害救助について－日本の東日本大震災を例に」、「東北アジアに向けて－日本と台湾の長期介護制度」など、台湾と日本が共に直面し、関心を寄せる議題も話し合われた。また、社会と文化を比較するものとして、「台湾と日本の映画の発展過程とその影響」、「台湾と日本の民俗風習の比較」、「スポーツ交流と台日関係の発展について」、「台湾における特殊な祭事文化－媽祖様ブーム」などが発表された。媽祖様は道教の神様の一つで、台湾で広く信仰される。