「製造業のサービス化、サービス業のハイテク化と国際化、従来型産業の特色化」のいわゆる「三業四化」の産業発展戦略を確実に実行していくため、陳冲行政院長は9日、政務会談の中で再び政府関係省庁を集めて討論、各省庁の最新の取り組み状況を確認した。
陳行政院長は経済部に対し、インテリジェント・エレクトロニクスの応用範囲をコンピューター、コミュニケーション、コンシューマー・エレクトロニクスのいわゆる「3C」から医療、グリーンエネルギー、自動車などに広げていくなど、各省庁が考える重点産業をまとめるよう指示。経済部は、インテリジェント・エレクトロニクスの生産高は2015年に2兆台湾元（約5兆4272億日本円）に達すると予想した。
陳行政院長は政務会談後、「三業四化」の産業発展戦略を継続すると決定、これによる生産高拡大と雇用機会の増加、所得分配の改善に期待した。
経済部工業局が発展に力を入れているのは、デザインサービス業、情報サービス業、インテリジェント・エレクトロニクスと付加価値のある繊維など。インテリジェントエレクトロニクスの部分では「MG+4C」を発展させる。「MG+4C」とは、医療（Medical）、グリーンエネルギー（Green）、コンピューター、コミュニケーション、コンシューマー・エレクトロニクス（Computer、 Communication、 Consumer electronics）、カーエレクトロニクス（Car）の六大領域における電子技術のこと。