2024/05/01

Taiwan Today

経済

台南市、日系6社と産業交流で提携

2012/06/25
台南市と日系企業6社による提携意向書の署名式。(台南市ニュースリリースより)

台南市は22日、日系企業6社と産業交流に関する提携意向書(MOU)を締結した。同市を代表して頼清徳市長が、大和ハウス工業、台湾阿米達(アミタ)、モテギ洋蘭園と同社の現地法人・仁蘭園、大仙、日本エレクトライクとの意向書に署名した。

署名式には、亜東関係協会や経済部投資業務処、行政院世界企業誘致総合サービスセンター、台日産業協力推進事務室、日本の交流協会、東亜経済会議委員会、台北市日本工商会、台湾経済研究院の代表らが立ち会った。台南市は同市における投資事業のメリットを紹介、日系6社もそれぞれ自社の紹介や同市での事業に関する具体的な項目や詳細について説明した。

台南市は2010年12月に、旧台南県・市が合併、面積は2,191平方キロメートルに拡大、37行政区となった。これにより、ダム10カ所を擁するなど水資源がより豊かになった。また、日照時間も年間平均2,181時間と全国一で、他の地域にはないメリットとなっている。さらに、過去には300年以上首都であったため、歴史や文化のリソースも、国の史跡89カ所のうち同市に22カ所集中するなど極めて豊富である。また、国定の風景区3カ所、全国的に有名な台南グルメなど、自然や食べ物の面でも観光資源に恵まれている。

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