中国大陸と韓国の個人旅行者を呼び込むため、台北市観光伝播局は3日、中国大陸および韓国の著名な旅行作家、ブロガー、メディアと旅行業者の合計30人を、二泊三日（7/3-7/5）の台北観光コースに招待。10日には韓国ソウルで、台北における個人旅行のプロモーション活動を行う。
韓国の作家による昨年出版の書籍「愛上台北（台北を愛しちゃった）」は観光における旅行書の売り上げランキングに入り、韓国から台北への個人旅行ブームに火をつけた。同書の著者は、台北市は文化と自由、活力に満ちた都市で、台北の人たちの親切さと温かさは、一度は台北へ移住しようという気持ちにさせたほどだと記している。
中国大陸の報道関係者は、台北市の印象について、すばらしい文明と文化を持つ都市で治安が良く、人々は優しく、物価は合理的だとした上で、深夜に帰宅しても強盗にあわないという安心感は、国際的な都市の多くで味わえないものだとコメントしている。
台北市観光伝播局では、昨年台北市を訪れた韓国人観光客は24万人だとし、今年、台北松山空港とソウル金浦空港との直航路線が開設されたことで、さらに延べ6万人上乗せできると期待している。