文化部は10月18日から21日にかけ、台北世界貿易センター（TWTC）南港展覧館で、3回目となる台湾国際文化クリエイティブ産業博覧会を開催する。4日に行われた事前記者会見では、博覧会のロゴ「心動台湾・Heartbeat Taiwan」が発表された。テーマの「交響（ハーモニー）」には、台湾の文化クリエイティブ産業がふるさとの土から産声を上げ、各地の文化や事物、産業と共鳴し、分野や業界の壁を越えハーモニーとなって世界に羽ばたき、壮大な交響曲を奏でて欲しいとの願いがこめられている。
今回の展示企画は、文化クリエイティブ産業の各業界と特性に基づき、「芸術・工芸の創作」、「生活における美のデザイン」、「流行歌・映画・デジタル」、「生活体験」などのエリアに分け、同産業の主要な業界の動向を示すものとなっている。
なお、同博覧会は2回目の昨年、入場者数延べ7万人以上、取引額2億台湾元（約5億3,570万日本円）以上の良好な結果を残し、海外からを含めた出展団体や展示小間数も30％近く成長した。今年はさらに台湾の文化クリエイティブ産業の各層から国際社会にアピール、台湾を華人の文化クリエイティブ産業の創作や研究開発、生産にとっての良質の基地とするべく引き続き推進していく方針だ。