2024/05/05

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経済

豚・牛肉のラクトパミン残留基準、コーデックス委員会で決議

2012/07/06
ラクトパミンの残留基準に関し、あくまでも行政院の政策と立法委員の決議を尊重すると表明した農業委員会の陳保基主任委員。(中央社)

国際食品規格の策定などを行う国際的な政府間機関、コーデックス委員会(CAC)は5日夜(台北時間)、米国産肉牛の飼料などに添加されているラクトパミンに関し、豚肉と牛肉についての残留基準を決議した。行政院農業委員会は同日、この決議について、豚肉と牛肉において、筋肉と脂肪は10ppb、肝臓は40ppb、腎臓は90ppbとし、七面鳥については規定しなかったと説明した。

農業委員会によると、この決議に先駆け、米国が決議方法を従来の「共通認識の達成」から「票決」とするよう提案し、これが賛成多数(4票差)で可決された。その後、ラクトパミンの残留基準が票決により賛成69、反対67で採択された。

コーデックス委員会は、国際連合食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)により設置された国際組織。

なお、農業委員会はCACの採決の前に、この結果がいかなるものであれ、農業委員会は行政院の政策にのっとり、立法院の決議を尊重して取り組むと説明している。

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