2024/04/27

Taiwan Today

経済

4G国際フォーラムで世界の電信大手が台北に集結

2012/07/09
次世代の移動体通信へのスムーズな移行や、新技術でのネットワークへの負担増は大きな課題となっている。(中央社ニュースサイトより)

第3回4G(第4世代移動通信システム)国際フォーラムが10日と11日に台北市内のホテルで開催される。フォーラムには、台湾の中華電信、アメリカのベライゾン、欧州のテレフォニカ、ボーダフォン、日本のKDDIとUQ、韓国のKT、中国聯通、トルコのタークセルなど、多数の国の法規部門および電信大手、キャリア、プロバイダーが参加、共同で4Gならびに将来の第5世代の移動通信システム(5G)、M2M(マシン・トゥー・マシン)、周波数に関する法規、小型の無線基地局(スモールセル)などについて話し合う。同フォーラムはMeganta Globalが主催、工業技術研究院が共同開催する。

スマート端末やモバイルネットワークが日増しに普及し、クラウドコンピューティングによるサービスが急速に成長するにつれて、モバイルネットワークの発展は大きな転換期を迎えている。機械と機械が人間を介さずコンピューターネットワークでつながり、相互に情報交換する「M2M」などで巨大なデータが累積する一方であるばかりでなく、ソーシャルコミュニティーのクラウドソーシングが生み出す映像などのデータは「情報の津波」となって、コアとなるネットワークとトラフィックに過大な負荷をかける。このため、異なるネットワーク(network-agnostic)の統合と異種混合ネットワーク(HetNet)の重要性が高まっているという。

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