中華（チャイニーズタイペイ）オリンピック委員会は9日、ロンドンオリンピックへの代表団組織会議を開き、代表団のメンバーを確定した。出場選手は44人。監督やコーチなど役員を含め、全体では100人となる予定。団長は中華オリンピック委員会の林鴻道副主席が務める。
中華オリンピック委員会によると、今回の大会では代表団に配布されるパスを初めて、開催期間中、代表団内で引き継げるようにした。（Aoカード）このため、より多くのコーチたちがパスをやりくりしながら、自分の競技のスケジュールに合わせてロンドンに入り、選手を指導できるという。
チャイニーズタイペイは中華民国（台湾）がオリンピックに出場する際の名義。ロンドンオリンピックでは、水泳（競泳）、アーチェリー、陸上競技、バドミントン、自転車競技（ロードレース）、フェンシング、柔道、ボート競技、セーリング、射撃、卓球、テニス、テコンドー、ウエイトリフティングの14競技に選手を送り込む。