2024/05/01

Taiwan Today

経済

インターネット利用、無線LANとモバイルでの接続が増加

2012/07/10
スマートフォンなどモバイル機器の普及で、モバイル接続によるインターネット利用が増えている。(行政院衛生署サイトより)

財団法人台湾ネットワーク情報センターなどが行った、ブロードバンドによるインターネット利用の実態に関する最新調査によると、過去半年間のインターネット利用について、無線LAN接続とモバイル接続が、大幅に増加していることが明らかになった。

調査結果によると、全国でインターネットを利用したことのある人は、調査対象のうち75.44%で、2011年に比べ3.4ポイント増加した。実際には1,753万人に達したと考えられる。さらに、12歳以上では77.25%で、1,594万人に上る。うち、ブロードバンドネットワーク接続によるインターネット利用者の数は人口全体の74.18%に上る1,530万人とみられる。

また、調査対象の12歳以上の人々のうち46.65%が、これまで、無線LAN接続によってインターネットを利用したことがあるち答えた。実際には962万人、過去半年では736万人とみられる。また、同30.98%がモバイル接続でインターネットを利用したことがあり、実際は639万人、過去半年で535万人に達する。調査をまとめた輔仁大学情報学部の梁徳馨教授によると、過去半年間の無線LAN接続やモバイル接続によるインターネット利用は2011年1月のデータに比べ、大幅に増加しているという。

梁教授は、無線LAN設備がより整備されるともに、モバイル機器がますます普及し、携帯電話キャリアなどがさまざまなプランを提供していることで、多くの人々が無線LANやモバイル接続でインターネットを利用するようになってきていると分析した。

今回の調査は3月1日から5月27日にかけ、全国の電話利用世帯を抽出した上で、世帯の12歳以上を対象に行われた。有効サンプル数は3,088件、信頼度95%、標本誤差±1.5%。

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