漢翔航空工業株式会社はイギリスの「ファンボロー国際航空ショー」に参加していた10日、イタリアのSicamb社とボーイング787-8型旅客機の水平尾補助翼部品(Horizontal Aux. Box Assembly)に関する契約を結んだ。
Sicamb社と漢翔はいずれも、イタリアのAleniaAermachii社に対して水平尾補助翼部品を供給しており、受注量は半々だが、双方はこのほど、漢翔が複合材料の関連部品を担当し、Sicamb社が金属製の主桁を生産することで合意した。
漢翔は昨年10月、ボーイング787-8型航空機の水平尾補助翼部品をAleniaAermachiiに初めて納品、今年はSicamb社からの複合材料の新規受注もあわせ、この部品の生産高は10億台湾元(約26億5400万日本円)以上になるものと予想される。