2024/05/04

Taiwan Today

経済

台日デジタルコンテンツ産業、フォーラムと商談会開催

2012/07/17
台北国際デジタルコンテンツサミット&フェア「2012 Digital Taipei」の開幕式の様子。(中央社)

経済部(日本の経済産業省に相当)と日本の交流協会は17日、台湾大学付属病院国際会議センターで、「台日産業連携架け橋プロジェクト-2012年デジタルコンテンツ産業フォーラム・マッチング商談会」を開催。このイベントは16~17日の台北国際デジタルコンテンツサミット&フェア「2012 Digital Taipei」に合わせて開催される。

今回のフォーラム・マッチング商談会のテーマは「台日協力の新たな契機を求めて」とし、「台日が手を取り黄金のトライアングルを共に築く-台湾・日本・中国大陸の提携ケースを例に台日協力の新たなモデルを探る」、「形のない創意を見出し、形ある商機へ-台湾・日本・中国大陸の市場ノウハウを観察する」、「商品化権(キャラクタービジネス)と幼児教育のビジネスチャンス、デジタルコンテンツの新未来」を3つの主軸とし、台日の協力について検討する。

また、イベントには白組(特撮スタジオ)、NHKメディアテクノロジー、凸版グループ、デジタル・フロンティア(デジタル映像政策)など日本の関連有力企業15社が参加し、台湾の企業と120回以上の1対1のマッチング商談会を開催する。

今後さらに期待される日本企業による台湾事業は、オンラインゲーム制作のエイミングによるモバイル端末向けプラットフォーム対応ゲーム開発の台湾子会社の設立や、「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)による得利影視への投資を通じたアジアでのエンタテイメント事業展開、カプコムの台湾での研究・開発(R&D)センター設立、FLASHアニメーションのディー・エル・イー(DLE)による台湾での新会社設立、i-Learning Networkによる台湾立碁知識科技(王宇化学)との合弁新会社設立を通じた学習クラウド事業の展開とアジアの教育市場開拓などが挙げられる。

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