財団法人資訊工業策進会（資策会、III－トリプルアイ）は19日、韓国生産性本部（KPC）と、共同でモバイル端末向けアプリ開発に従事する人材育成のレベル向上を目指す内容の提携覚書（MOU）を交わした。同覚書は、資策会デジタル教育研究所の李進宝所長と、KPCのエグゼクティブ・ディレクターであるファン・インホ氏が双方を代表し署名した。
今回のKPCとの提携は、台湾のアプリ開発人材育成の歩みの上で、大学の育成センター間の連携促進から、国際間の産学提携に一歩踏み出すという新たなマイルストーンとなった。
経済部工業局は2011年10月末、台湾アプリ産業パークを設立すると発表、関連リソースを統合し、資策会に同パークの運営を委託した。現在同パークにはアプリ開発に取り組む人材および団体20数チームが集まり、3チームが企業を設立している。これまで300人以上が国内外から視察に訪問。今後さらに、大学の人材育成センターとの提携に取り組み、クリエイティブ分野での交流を拡大していく。