国際的なクレジットカード企業、マスターカードは19日、アジア太平洋地域の財務リテラシー指標調査の結果を発表、台湾は調査対象の14地区のうち、ニュージーランドと並んでトップで、台湾の人たちが自分の金融状況を理解し、引退後の生活にも比較的準備を整えていることが示された。
調査では、台湾、香港、中国大陸の人々が投資の観念で他の地区をリード、自己の貸し借りの状況を良く知っている他、投資の分散やインフレなど、やや難しい金融の概念も理解していると指摘している。
台湾、韓国、ベトナムの人々には貯蓄の習慣があり、これらの人々は他の地区と比べて引退後の生活に対する準備も比較的整っている。また、マスターカードでは、新興市場における女性は男性より優れた金銭管理のスキルを持つと分析。
この調査は今年4月下旬から6月中旬までの間に、アジア太平洋地域の14地区における、18歳から64歳までの6904人を対象に行われた。基本的な金銭管理スキル、投資に関する知識、財務計画能力の三つの面から人々の金融に関する知識を測った。