英フィナンシャル・タイムズ紙は20日、時価総額ベースで世界の企業をランク付けした上位500社リスト「FTグローバル500」を発表した。台湾からは台湾積体電路製造（TSMC）、鴻海精密工業（ホンハイ・プレシジョン）、台塑石化（フォルモサ・ペトロケミカル）、中華電信、台湾塑膠工業（フォルモサ・プラスチックス）の5社がランクインした。TSMCは82位で唯一、上位100位にランクイン。
ホンハイは174位に順位を上げるとともに、従業員数では96万1,000人と500社のうち2位だった。台塑石化は280位、中華電信は364位、台湾塑膠工業は順位を落とし498位だった。また、昨年は500社に入っていた宏達国際電子（HTC）と南亜塑膠工業（南亜プラスチックス）、台湾化学繊維（フォルモサ・ケミカルズ＆ファイバー）の3社は圏外となった。
このランキングはフィナンシャル・タイムズが、世界の企業の時価総額を基準に、売上高、純利益、従業員数、株価、株価収益率などを比較したランキングで、今回が16回目の集計。